こんにちは、アンジュの和田です。
昨年から始めた『登山』。
昨年の目標だった涸沢岳に続き今年は白山。
二泊三日での真夏の白山は過酷。。
汗をかくことが嫌いで、体がべとべとすることを避けるために
どうするか・・
みたいな戦いをしてきたのに、この年になりあえて汗をかく
真夏の登山に挑戦なんて、わたしどうしたのかしら。
さておき、地下鉄の階段を一段飛ばしで上がること、
くらいのトレーニング(ただの通勤)だけでのチャレンジは
甘かった・・
出したことのない量の汗
出るはずはないけど鼻の穴から心臓が飛び出してきそうな
鼓動と、上がる呼吸。
苦しいだけ、山の花なんて目にも入らない、先も見れない
足元の山道を一歩一歩制覇することしか考えられず
時間の感覚もなく、仲間に言われて水分を口に運ぶのが
精一杯。
苦しいけど、地道に一つ一つ目の前のできることをこなしていけば
目標に達する、って今頃気づくおばちゃんなのでした。
下山は心臓に負担がないからお喋りはできる余裕あり、
登山仲間と色々なお話をしながら親睦を深めての歩き。
60代前半のママさん、ご主人といつも二人でお出かけ、
登山もお二人で参加の予定が直前にご主人が怪我をして
大事を取り欠席、ですがママを送って白山登山口まで見送り。
イヤイヤ、仲良しで理想的じゃないイですか~
ケンカも多いらしいわりには、常に互いを心配し合っている様子が
微笑ましい素敵なご夫婦なんです。
そのご夫婦、お見合い結婚だと今回知りました。
ママさん、まあ、条件も悪くないし数回あった中で特に嫌でもなかったので、
まぁここら辺で手を打つか。
位の気持ちでトントンと結婚を相成ったとのこと。
三十年ほど前は結婚するのが当たり前、するもの、という感覚で
年頃に恋愛相手がいなければお見合いするのが普通の流れ~
お見合も、今のように恋愛してからの結婚ではなく、結婚してからの
恋愛がふつ~。
それでも子供を授かり、子育てをし、子離れしたら夫婦で仲良く
時を過ごしている。
ママさんは三十年の結婚生活を振り返り、幸せだった、と。
そして今も幸せ、だと。
誰と結婚しても一緒、とまでは言わないけれど、
お互いが相手を尊重し、幸せにしたい、幸せになりたい、と思い
常に感謝を忘れなければ、「夫婦」としてやっていけ、
自然と恋愛もしていく、って素敵なお話を聞かせてくれました。
同感、いつも会員様にそんなお話をしているんですが、
実際のお見合い結婚当事者からのお話は説得力がありました。
そして、ママさんが不思議に感じられたことは、
今の婚活お見合い女子は、なんでそんなに決まらないのか、
そしてなんで子どもが産める年齢に婚活をしないのか、と。
それは・・
私の経験上のお話をさせていただきました。
ママさん、今の女子は謙虚さをしらないのかしら? と。
それを言っちゃ~おしまいよ~~~
結婚に限らず、謙虚さを失ったらすくえる小さな幸せも指の隙間から
こぼれていきますよね。
そして、目の前のできることを一個一個こなしていく、
そうしたら必ず目的に達成できる。
こんな基本中の基本、婚活も登山も、仕事も遊びも、
着実に現実的に進むことですね。